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『鳥のビオソフィア 山階コレクションへの誘い』

東京大学総合研究博物館って
ずーーーっと気になってはいても
なかなか行く機会が無く…

今回の展示もGWを明ければ
あと少しで展示が終了してしまうこともあり、
この機会に行ってきました。

山階鳥類研究所の所蔵品を中心に
「鳥」を人との生活と文化と捉えて展示する、
大変に興味深い展覧会です。

鳥のビオソフィア 山階コレクションへの誘い

『鳥のビオソフィア 山階コレクションへの誘い』_b0053900_23103796.jpg
▲巨大怪鳥に挟まれてご満悦のZ君。(もちろん合成v)



そもそも、博物館入り口には謎の巨大怪鳥が!
これってエピオルニスなのかしら?
いや、どう見てもニワトリっぽいか^^;

エピオルニスは絶滅した巨大な鳥なんですが、
今回の展示でも卵が展示されていました。

超~~~~~でかい!
高さ30cmくらいありますよ!
(ちなみにダチョウだと20cm)

欲しい!!

ついでに言うと卵を展示するための
木製のエッグスタンド?みたいなのが
またステキなんだよね~~!

クラシカルな博物学って雰囲気満点です^^


鳥類学者の部屋を模して作った「赤い部屋」では
アンティークな棚の引き出しを引くと
鳥の剥製が、お札のように帯封されてゴロゴロ入ってたり!

骨格標本やら、オオムガイやら、
オオトカゲやらの剥製やら。
オーデュポンのポスターやら。
古めかしい装丁の本やら…

八月の博物館」を思い起こさせる「博物」っぷりです。

学芸員のマダム^^がとっても気さくで熱心な方で、
展示品の「背景」を丁寧に説明してくれたおかげで
ますます面白みの幅が増しました。

「赤い部屋」のポスターは複製ですが、
貴重な鳥のアンティークな図鑑も展示されていて、
その石版画で丁寧に刷られた
おおらかな美しさと言ったら!

高級な手漉きの紙に1枚づつ刷られ、
1枚づつ集めたオーナーが
自分の好みに製本する、と言うのが
当時の図鑑らしく、

重厚な皮革に優雅な箔押し!
これまた雰囲気抜群です。


「生物としての興味=学問」が
「人との生活=文化」として
広大に広がっていった様が
存分に感じられる展示でした。


これが「無料」なんて、すごい!
大学構内も散策できるし、いいぞ!東大^^

展示換えになったらまた行きたいです。
もちろん、食事は「さくらい」でね^^


*


この「1日3連チャン」の帰り、
「魔物が棲む店」^^;DEAN&DELUCA
生ハムやらチーズやらを試食しては
我慢ならず散財し、

スタバで2時間おしゃべりし、
美々卯であったかうどんで〆て、

ポールでパンまで買って、
心身共に超満足の1日でした。


1日分で3本のBlog…
こんなのは「ゴールデン」ならではです^^;



*

そしてBlogを書いている今となっては
もう遠い昔のような記憶です…

あぁ~~~><
by jadegreen_garden | 2008-05-13 23:10 | Exhibition


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