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手に汗…


その日、羽田空港ではすでに
「着陸できない場合は羽田に戻る」とアナウンスが…

過去、幾度出張に出て、
天候不良のアナウンスを見てきましたが
一度も本気で遭遇したことはありませんでした。

その日、営業さんよりも1本早い夕方の便で
鹿児島に向かいました。
確かにいつもよりは揺れがあるなぁ、程度でしたけども、
ソレは鹿児島上空に差し掛かったとき。

いつにも増した激しい横揺れに、
ものすごいGのかかる縦揺れが加わり。
機内では「うお~~」とも「うわ~~」とも付かない
乗客の低めの声が…

ジェットコースターは大好きだけど
こんな命がけのは超お断りだよぅ~~、と
思わず涙目…
私と言えばシートの肘掛を掴む指に超力が入り、
ぎゅっと目を瞑って心の中で祈りまくってました。
さすがに「遺書」を書こうとは思いませんでしたが^^;
無事の着陸を深く祈り、「機長がんばれ!」とエールを送り…

一度目の着陸は上手くいかず、
また高度を上げて20分近く旋回し
二度目のトライで、
やっと鹿児島の土を踏むことができました。
思わず安堵のため息…

もともと乗り物酔いをするタチなので、
鹿児島に近づいたときの揺れからしてやばくて、
たまたま竹富島ホリデイの時に持参していた
チュアブルの酔い止めをすぐさま服用したりしましたが、
そんなのには追いつかないくらいの揺れでした。
本当に生きた心地がしなかった…

空港についてからもグラグラして、
薬のおかげか「Up」してしまうことはなかったんですけども^^;
鹿児島空港から市街地までバスで1時間はかかるので、
すぐにバスには乗れませんでした。

空港のロビーでぐらぐら&ぼぁーーーーーーっとしてました。

私の乗った飛行機は無事着陸しましたが、
鹿児島空港へ向かってくるはずの
飛行機は軒並み駄目だったようで
空港内には予定の飛行機に乗れなかった人たちが
右往左往していました。

もう最終の飛行機の時間、といった時間帯だったので、
仕方なくまた市街地に1時間かけて逆戻り…
なんて方も大勢いたみたい…

うちの営業さんを乗せた飛行機は結局着陸できずに
羽田に逆戻りしたそうで…
彼は翌朝の特別便で鹿児島入りを果たした次第です。


どうにかこうにかバスに乗り、やっとこさっとこホテルについて。
「さぁ、美味しいものでも~♪」とは行きませんでした。
グラグラの余波に揉まれていまして…
時間も遅くて、鹿児島中央駅の駅ビルのスタバでラテを買って
それだけ飲んで寝てしまいました。


過去の出張の中で、一番の恐ろしい体験…
Blogに書かない訳にはいきませんって^^;
たとえ、「その日」から結構時間が経っちゃってても^^;;;

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あの日の揺れは↑こんなもんじゃーありませんけども^^;
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by jadegreen_garden | 2007-03-22 01:43 | Days

『フンデルト・ヴァッサー展』

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もしかして初めてじっくり行ったかも。
日本橋の三越。
地下鉄駅直結のアクセスの良さ。
そんなところで開催ですね、
フンデルト・ヴァッサー展

平日のその日、午後半休で行って来ました。
(その後は由紀さおり&安田祥子コンサートへ^^)

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彼の手がけた多くの表現の中で、
特に私が惹かれたのは、日本の木版の技術者、
つまり、彫師、摺師の手を経て生み出された木版画たち。

作品の版面のその欄外にも多くの情報があり、
手がけた人たちの責任と誇りを感じれるその欄外こそが、
その作品をより魅力的にしていると感じます。

私もシルクスクリーンを作成するときには、
いつもその周りの余白のことを考えます。
その白い、場合によっては刷る紙の地色や質感を如何に生かすか。
その空白あってこその作品作りにずいぶんと拘ったものです。
額装する時にもその欄外を生かすようにマットを嵌めたり。

過去のそう言ったことを思い出しながら作品に見入っていました。

木版画作品が馴染む理由のもう一つは、
きっとその色の発色っぷり。
刷りによる均一な、またあえて技として、まだらに表現している様子も
その制御された色たちにどこか安心感を覚えるからかも知れません。

彼の手書きによる多彩な表現は、まさにあふれ出る色の洪水。
渦を巻く色と形に翻弄されそうになります。

その色の奔流は一体どこから来ているのか。
その答えの片鱗を垣間見ることができたのは
40分に渡る映像「雨の日」です。
ドキュメンタリーであるのに、物語のようであり、
映像作品でもある。

冒頭、ヴァッサーが凍った川面に頬を寄せ、
氷の下で春を待つ雪解けの水が激しく流れている様に
彼が見入っているシーンが出てきます。

その音、
厚いところと薄いところの氷越しに見える流れる水。
その一瞬たりとも同じ表情がない、変化し続ける、
言葉にできない色。
あれが彼の「色」なのだとわかりました。

彼にとって水、雨というものは、
全ての根源に繋がる重要なファクター。
フンデルト・ヴァッサーというのは、英語で言うなら「Hundred Water」、
つまり「百水」。
私が好む木版作品の欄外にも「百水」と言う押印があり、
「雨の日」という判まで押してあるのです^^


*


そもそも彼を知ったのは移動中の飛行機の中。
その機内誌の特集でした。
ウィーンにあるフンデルト・ヴァッサーハウスは、
ガウディしか知らない私にとって、ある意味衝撃でした。
こんなにユニークな建築をしてしまう人がいたなんて!
世界は広く、自分の視野の狭さを思い知る瞬間でした^^

また、イロイロな意見も多いようですけども、
大阪・舞洲の清掃工場も彼の設計。
日本にも彼の渦巻きあふれる色のほとばしりを感じることのできる施設があろうとは!
内部を見学できるそうなので、いつか行って見たいとおもいます。


子供のような、哲学者のような。
自由で頑固で純粋で。
誰にも何にも迎合しないその思想。

私が一生かかっても得ることのできない、
憧れの姿、かもしれません^^
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by jadegreen_garden | 2007-03-08 01:11 | Exhibition

特別公開 『横山大観 生々流転』



それは「水」が辿る一大クロニクル。


深い山間の木立に沸き立つ細かな霧が
一粒の水滴の旅の始まり。

集まった水滴は急流になり、岩を打ち、つり橋を揺らし
だんだんと穏やかな流れになりながら
里山を過ぎ、漁で賑わう海岸線を後にする。

広い広い海原を突き進むうち
大気を揺らし、渦巻かせながら

やがて龍神となって天へ駆け抜ける。

そしてまた雨を降らせ
一粒の水滴は壮大な旅に出るのだ。


それが大観の「生々流転」のモチーフです。


全てのものは姿を変えて流れ巡る存在である。
どんなに今を望もうとも、
また逆に
今がどれ程に忌むべき時であっても
ソコに留まることは叶わないのだ。


40メートルの大作は
静かにただそこにいて
多くのメッセージを私にくれました。

金曜日の夜、仕事帰りに無理にでも行ってよかったです^^



↓携帯での撮影…^^; 外の看板。

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***


同時に「柳宋理」の展示もやっていて、
なんだかお得感いっぱいの近代美術館でした!
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我が家で唯一の「柳宋理」はセラミックの白いティーポット
かわいくて好きなんですが、
母が「蓋がつかみ難い!」とお気に召さないようで
食器棚の奥にしまわれてしまいました^^;

生活の中に美しい姿形を!
インダストリアル・デザインの重要性は
計り知れないと実感します^^
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by jadegreen_garden | 2007-03-08 01:09 | Exhibition

2月の宿題『フィルタ』 サブテーマ『好きなもの』

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【Photo: Saudade/2007 Feb. 沖縄県八重山郡竹富町】



  遠く遠く、なお遠く
  埋められない道程の先

  愛しく愛しく、いや増す思い
  会えない幾度の夜を越えて

  愛惜
  望郷
  打ち震える魂

  それが ―Saudade(サウダージ)―

  一言では表すことのできない
  美しくも狂おしい気持ち



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2月の宿題は「フィルタ」を使った撮影です。
とはいえ、フィルタと言えば
「保護フィルタ」と「マクロフィルタ」しか持ちませんで。

授業で聞いた「手作りフィルタ」!
なんて楽しい~♪
サランラップとかストッキングとか!
なんだか「できるかな~」みたい!

2月は仕事がとてつもなく詰まっていて
且つ、1月からずっとPC絶不調…
心身共に逼迫&疲労でしたので
この「たのしそ~」な感じは堪らなく魅力的でした^^

おりしも、出張三昧に却って拍車をかけてましたけど、
間に「竹富島」に遊びに行けましたので
そりゃーもう、宿題撮影ですよ^^

残念なことに曇天&スコールでしたので
サランラップ2枚、3枚、4枚と重ね
いっそ、ぼんやり、いっそ、ノスタルジーな感じを
目指してみましたよ。
ちょこっとPhotoshopで「黄ばみ」もプラス^^

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竹富島といえば、
「日本の原風景」として多くのファンがいる、
とても美しい家並みが有名です。

青空に赤瓦、屋根にシーサー、ブーゲンビリア。
白砂の道に水牛車。
絵に描いたような「南島」の風景。

な、筈なので^^

観光水牛車の先頭に乗り込んで
TV撮影でも使われるという道を撮影しました。
水牛の「竹ちゃん」の足元も。

海に向かう1本道は、
小城盛(クスクモリ)と言う遺跡の上から撮影。

祈りが生活の中に自然に溶け込むかの島の
聖域である「御嶽(オン)」の入り口。
(※聖域までには踏み込んでません)


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もう本当に
もうもう本当に本当に

住んでしまいたい

例え逃避と判っていても。

それほどに好きらしい。
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by jadegreen_garden | 2007-03-05 01:05 | *Home Work

The Book of Life 06  『Nocturne』

過日、テラウチ先生に写真を見て頂く機会があり
その際に作製したBOOKです。

2月の授業で宿題で持っていった「オーヤマメソッド」を
取りまとめたものになります。

多くのアドバイスを頂きました。
どう消化して、どう活かしていくのか。

不安に惑う日々なのですが…

決めたことは、「今とは違う何か」を
「目指して」行くこと。

「絶対的非代替」を自分でできる範囲から。

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A3/左2箇所ハトメ綴り/30ページ/Photo 14枚
IJリーブル256g/EPSON PX-G5000


上の写真は表紙とその裏側。
中身?はどうぞ下記からご覧くださいm(_ _)m

The Book of Life 06  『Nocturne』

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by jadegreen_garden | 2007-03-05 00:37 | *Home Work